聞いたことのない動物の写真展が埼玉で開かれている件

埼玉県の越谷市で聞いたことのない動物の写真展が開かれているらしい。どこからかそんな声が聞こえてきたら、おそらくそれは越谷のコミュニティカフェ CAFE803で開催されている写真展「アナグマの森」のことだろうと思う。有難いことに、今回いくつかのメディア媒体からニュースとして拾って頂いたので、それらを見て頂いた方や人づてに聞いた方は冒頭のような感想をもってもおかしくない。

皆さんはニホンアナグマという動物の名前を聞いたことがあるでしょうか。もしかしてクマの仲間?と首をかしげる方もいるかもしれない。タヌキでもない、アライグマでもない、さらにはハクビシンでもない、イタチでもない、テンでもない、その残りの、何となくぼんやりとした感じのアノ動物?というイメージだったりもするかもしれない。

今回はそんなアナグマが主役の写真展。なぜ、そこまでしてアナグマに注力するのか、今なぜアナグマなのか。それはもう、理屈抜きでとっても可愛らしく尊いからなのです。

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アナグマと乳飲み子たち

決して可愛らしさだけではない、抜群に頭がよく、それでいて彼らの暮らしぶりはとても魅力的なのです。ヘルパーと共に子育てをして、地中に未知のトンネルを掘り、ベッドをつくり、布団干しまでするとくれば、興味がひかれないわけがない。そんなアナグマたちの魅力をほんの少しでも伝えることができたら、今回の展示会はそんな思いから始まりました。

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搬入設置が完了したアナグマ仕様のCAFE803


何も分からないところから山や森に入り、ひとつひとつ巣穴を探し始めて今年で5年目、今回は写真展示だけでなく調査用に撮影した映像も店内で常時上映されています。これまであまり観ることができなかったアナグマの求愛や子育て、地中へと掘られた巣穴の中で眠る姿も公開中です。


【開催概要】
写真展「アナグマの森」 亀井 拓也
期間 : 2020年10月2日(金)~11月1日(日)
会場 : CAFE803 https://www.cafe803.com/
所在地: 埼玉県越谷市越ヶ谷3-3-16
時間 : 9:00~18:00 (土日祝 9:00~17:00)
定休日: 毎週木曜日・第1 第3 第5月曜日
駐車場: 近隣に8台あり
入場 : 無料(店内で一品注文をお願いいたします)

ご興味とお時間のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度足をお運びください。どうぞよろしくお願いいたします。

 

松山庭園美術館にて地域猫のお話

5月12日(日)14時より松山庭園美術館にて、地域猫についての簡単なお話をさせて頂くことになりました。同館で開催中のねこの展覧会へご来場くださった皆さまに、外の子たちの現状や地域猫活動についてほんの僅かでも知っていただくきっかけになれば幸いです。

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真光寺 地域猫作品展の御礼

曹洞宗 真光寺さまにて開催された地域猫作品展は、およそ1ヵ月の会期をもって幕を閉じました。応援してくださった方々、遠路お越しくださった方々、そして、真光寺の皆様、この度は本当に有難うございました。

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千葉県内からは袖ヶ浦市木更津市習志野市市川市・富津市・君津市館山市千葉市市原市成田市船橋市など、予想以上に広い範囲から個人団体を問わずお集まりいただき、地域猫についての勉強会や意見交換、さらには持ち込みのご相談に応える形でボランティアの方々を中心に早速TNRの計画を具体化したりなど、昼食の時間なども含め多くの交流がみられました。

今回はまさに「はじめの一手」のような企画でしたが、このようにエリアの境を越えた新たな交流が、たとえほんの少しずつであっても、地域を繋ぎ、小さな命を想うすべての方々へ広まっていくきっかけになりましたら幸いです。アンケートを通して頂戴しました継続開催を臨む声に感謝をしながら、改めてそのようなことを考えます。

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台湾動物管理施設・地域猫についての現地取材

台湾に滞在していました。以前から関心のあった公立動物保護施設に伺い、施設環境や殺処分廃止が施行された経緯や現状、さらには施行されたからこそ浮かび上がった課題などを学ばせて頂きました。あまり知られていないかもしれませんが、台湾はアジア圏では稀なインドに続く二番目の殺処分廃止国です。

施設の方が台湾の中でも特に地域猫活動の盛んなエリアをご紹介くださったので、翌日お邪魔させていただいたのですが、そこに広がっていたのは誰もが暮らしたくなるような想像以上にハートフルで温かい街の在りようでした。啓発要素を盛り込んだメッセージも、街のあちこちに散りばめられています。

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地区長が地域の方々を集めて交流させてくださり、伺ったお話の中でも特に興味深かったのは、街の小学生や若年層の多くが積極的にTNR活動(台湾では捕捉・節育・放回)に取り組んでいること、さらには公共施設内にも給餌給水エリアが設けられているなど、街全体が小さな命に対して優しく寛容である点です。いったいどのようにして野良猫・捨て猫が絶えない状況からこのような街つくりを実現することができたのか、その手段手法には思わずハッとさせられるものがありました。

私たちは同じ問題に向き合っているようでいて、まだまだ見えていない伸びしろや発想があるのだと、この街の皆さんのお話を伺っていてつくづくそう感じさせられます。

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滞在中に学ばせていただいた詳しい内容については、3月10日に真光寺で行われる地域猫の啓発イベントにてさらに発信・共有させて頂けたらと思っております。

https://www.walkerplus.com/article/179537/

最後になりましたが、今回現地の言葉も満足に話せない私を快く歓迎して下さった台湾の皆さまには、改めて心から感謝を申し上げたいと思います。今後とも有意義な交流や情報交換を続けていくことができたら幸いです。(謝謝!!)


真光寺 地域猫作品展の取材記事掲載

株式会社KADOKAWAさんより千葉県の真光寺にて開催中の地域猫作品展について記事にしていただきました。下記ウォーカープラスWEBサイトから閲覧可能です。


地域猫作品展】
制作:亀井拓
期間:2019年2月9日(土)~3月10日(日)
時間:10:00〜16:00
入場:無料
会場:曹洞宗 真光寺
住所:千葉県袖ヶ浦市川原井634


曹洞宗 真光寺にて地域猫作品展を開催

地域猫活動を行いながら撮影を続け、約5年が経ちました。思えば当初は不妊去勢済みのしるしである耳カットの意味はもちろんのこと、地域猫という言葉すら知りませんでした。世間の猫ブームが徐々に加速する中、公園のベンチに座る私のひざに爪をたて、寒さに身を縮める猫たちを抱えてから、私の内側には形容しがたい違和感が生まれ今も消えずに根を張っています。

外で暮らさざるを得ない猫たちを掘り下げていく過程で、これは単に猫の問題ではなく実は人間の問題ではないか、原因も解決への糸口も実は人間の内にある、という事実に気が付くまであまり時間はかかりませんでした。家もない飼い主もいない猫たちを見つめていると、そこにはまるで私たち人間の在り方や崩れたモラルが浮かび上がってくるかのようです。今、私たちは彼らに向けていったい何ができるでしょうか。少なくとも「可愛らしい・癒される」はもう充分にもらったはずです。

地域猫作品展】
制作:亀井拓也 (https://www.takuyakamei.com)

会場:曹洞宗 真光寺 (https://shinko-ji.jp/)
会期:2月9日(土)から3月10日(日)
時間:10:00-16:00
住所:千葉県袖ヶ浦市川原井634
協賛:曹洞宗 真光寺

【会期中 啓発イベント開催】
2019年2月10日 (日)
10:30-12:00 地域猫勉強会 
13:00-15:30 地域猫フォーラム
(真光寺 書院にて開催)

2019年3月10日 (日)
10:30-12:00 地域猫勉強会 
13:00-15:30 地域猫フォーラム
(真光寺 書院にて開催)

イベント参加は無料・申し込みも不要です。個人や団体に関わらず、どなたでもご参加可能です。また、学生の皆さんやまだ地域猫という言葉すら聞いたことがないという方も大歓迎です。里山に佇む禅寺 真光寺を舞台に、人間と
動物が共に寄り添い暮らせる社会について考えてみませんか。

【ラジオ出演】
かずさFM (http://www.kazusafm.net)
ランチタイム☆ガーデンに出演させて頂きます。
2月8日(金)12:00-14:00 生放送
※出演は13時頃からとなります。

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